リニアフレネル成型用入子
- ~100mm
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業界 | 半導体 |
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材料 | STAVAX+無電解NiP |
加工方法 | 超精密加工機によるシェーパー加工 |
サイズ | フレネル部50mm x 10 mm・フレネルピッチ0.5mm |
精度 | ピッチ、深さ精度0.001mm |
特徴
こちらは集光、拡散用リニアフレネルレンズ成型用金型入子です。
フレネルレンズ通常のレンズを同心円状の領域に分割し厚みを減らしたレンズであり、のこぎり状の断面を持つことが特徴で、
レンズの薄型化が特に有利な場面で使用されるレンズになります。
本製品はそういった薄型のレンズを成型する金型の入子になり、キャビティやコア、パンチやダイなど精度管理が必要な部品に用いられます。
そのため、本製品でもピッチや深さ制度が0.001であり非常に高精度です。
STAVAXは硬度が高く耐摩耗性に特に優れた金属で金型寿命を延ばすことが可能で、さらに無電解NiPのめっき処理を行っています。
無電解Nipは耐摩耗性に優れ、厚さが均一になるため金型としての耐久性を保ちつつ精度への影響が少なくなっております。
特に、こうした切削加工においては無電解Nipは結晶構造がアモルファス状態のため結晶粒界による段差が生じず、
非常に高い精度を維持が求められる微細な半導体装置部品においては重要な要素となります。
特に金型の離形性という点では面粗度がきめ細かいほどよく、薄型のレンズ成型用金型には必要な技術となります。
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※本事例のような製品についてはもちろん弊社で取り扱っておりますが、事例の作成に当たっては株式会社木村製作所様にご協力いただいております。
(出典:https://machining-costdown-center.com/ )