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加工事例

プラスチックモールド用非球面金型

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プラスチックモールド用非球面金型
プラスチックモールド用非球面金型 画像1
業界 半導体
材料 STAVAX+無電解NiP等
加工方法 超精密切削加工
サイズ 非球面範囲Φ1~Φ150mm(参考値)
精度 形状精度 PV0.05μm(ベストフィットPV0.03μm) Ra3nm以下※一例です

特徴

こちらはプラスチックを成形するために用いられる超精密非球面金型です。
単結晶ダイヤモンド工具を用いた超精密切削加工によって仕上げ加工を行い、
PV値は最大で約0.05μm、表面粗さは約3.0 nmRaと、高精度加工とナノレベルの表面粗さを実現いたしました。
表面は虹面のない鏡面となり、ガラスモールド用の金型として使用できる加工面を達成しております。

球面レンズには球面収差のため任意の1点を通過した光が1点に収束しないという致命的な欠点があり、
光の一点集光やコリメートする際に問題となります。
こうした問題を解消するためにレンズを複数枚使用する方法もありますが、明るさが落ちたり、
大量のレンズが必要になったりと光学的と機械的な面の両方において他の問題を引き起こしてしまいます。
そして、収差を最大限に補正するよう最適化してこのような欠点を抑えたのが非球面レンズになります。
非球面レンズはその名前の通り断面形状が球面ではなく、焦点を計算した独特の形状となっています。
これにより高い集光効率となり、より高精度なアプリケーションへの適応が可能となります。

こうした非球面レンズ金型においては形状精度と仕上げ面粗さが重要になります。
半導体製造においては集光あるいはコリメートの際には像が安定することが不可欠であり、
こうしたレンズの性能は金型の精度に大きく左右されます。
本製品は上記の通りナノレベルの精度であり、ガラスモールドにも使用可能なほどです。
このレベルの精度を非球面金型で実現するのは非常に難しく、加工が可能な会社は限られてしまいます。
弊社は幅広い加工パートナーネットワークを有しておりますので、
そういった高精度加工であってもお客様のご要望を満たす最適な加工先を選定いたします!

詳しくは下記記事もぜひご覧ください!

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※本事例のような製品についてはもちろん弊社で取り扱っておりますが、事例の作成に当たっては株式会社木村製作所様にご協力いただいております。
(出典:https://machining-costdown-center.com/ )