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加工事例

ワーク搬送用治具

  • 金型
ワーク搬送用治具
ワーク搬送用治具 画像1
ワーク搬送用治具 画像2
業界 プレス金型
材料 各種
加工方法 各種
サイズ -
使用用途 プレス金型用周辺装置

特徴

こちらは、機械装置向けに製作されたワーク搬送用治具(ASSY部品)の加工事例です。プレス用金型や装置部品の自動搬送ラインに組み込まれる構造となっており、SUS304(No.1仕上げ)材を使用し、高剛性と耐久性が求められる仕様です。ASSY全体は多種の部品から構成されており、それぞれの部品はフライス加工や穴あけ、溶接、タップ加工を組み合わせて製作されています。

本事例では、素材調達から溶接・機械加工、組付けまでの一貫対応を行っており、とくに部品同士の取り合いや位置決め精度に配慮した加工が求められました。フライス加工については、25×1400×2000の大型ワークに対して、平面度および平行度をそれぞれ0.03〜0.04mm以内に抑えることを実現しています。また、部品点数が多く構造が複雑なため、干渉を避けるための治具設計も並行して行い、干渉解析と工程設計をもとに効率的なASSY構成を確立しました。

搬送用の可動部にはスライド機構やストッパー部品も組み込まれており、それぞれの動作精度を確保するために、部分的な仕上げ加工と寸法調整も行っています。精密な溝加工や取り合い公差への対応も含め、量産金型業界での使用を想定した高耐久・高再現性の治具製作が可能であることを、お客様との打ち合わせを通じて高く評価いただきました。

このように当社では、機能部品を組み合わせた複雑なASSY品であっても、材質選定から各種精密加工、組立・検査までを社内で一貫対応することで、納期短縮と品質安定を実現しています。納期は18日と短期間ながらも、高精度・高品質な製品提供を実現しました。