フレームハード鋼(SX105V)を徹底図解!(特徴・用途・製法について)
愛知製鋼 フレームハード鋼(SX105V)を図で分かりやすく解説!
火炎焼入れ(ガスバーナー焼入れ)による特定部分の硬度のコントロールが可能な材料であるフレームハード鋼の特徴や用途を徹底解説します!
特徴
焼入れ温度範囲が広く、バーナー加熱後、空冷で容易に均一な硬さが得られます。被削性は良好で、耐摩耗性に優れ、靭性はSK・SKS より高く、肉盛溶接性も良好です。
主な用途
抜き型、曲げ型、絞り型、剪断型、各種耐摩耗治具
フレームハードについて
火炎焼入れ温度範囲
火炎焼入れでHRC60 以上が得られる温度範囲
火炎焼入れ硬さ分布
硬さ(加熱側エッジより1mm の表面)
火炎焼入れでの焼入れ深さ
焼入れ深さ(単位 mm) 2.8(1.5~4.3) R=2.8
フレームハードの手順
①炎の調整
②焼入れ方法
愛知製鋼株式会社「HIGH-QUALITY Tool Steel 冷間工具鋼& 熱間工具鋼」カタログ(2003 年9 月発行)より抜粋
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