ものづくりトピックス

一般的な機械加工部品の見積とは

世の中の金属機械加工部品には精密機器等に使用する1mm以下のものから、

船舶部品のような10ｍを超えるようなものまで大小様々な大きさのものがあります。

 

一般的に機械加工部品は、

材料入手から加工先へ輸送、さらに機械加工、納品先へ輸送の4工程が必要です。

 

手で持てるようなサイズの部品の場合、材料は一般的な材質の物なら流通量も多く入手も容易で、輸送も宅配業者を使用できます。

加工に関してもナノ、微細加工や難削材加工のような特殊技術を要する加工以外は加工可能な業者も多く、納期、市場価格もある程度定まっています。

そのため小型部品に関しては、材料入手から納品まで全ての工程を請け負うワンストップサービスも登場しており、

これらを利用すれば手間もかからず部品の入手が可能です。

 

 

大型機械加工部品の見積はどう違う？

一般的にはプレート形状では1000㎜以上、丸形状では長さが2000㎜を超えるものが大型部品に分類されることが多いようです。

これらの大型機械加工部品の見積は小型、中型部品の見積とはどう違ってくるのでしょうか？

まずは材料の入手先が限定されてきます。大型の材料は在庫を所有している業者も少なく、

サイズによっては材料メーカーに直接オーダーメイドによる発注となる場合もあります。

 

輸送でも当然宅配業者は使えません。大型トラックの手配が必要で、

場合によってはトレーラーで運搬しなくてはならず、運送業者も限られてきます。

 

機械加工に関しても、大型の加工設備が必要となります。

小型、中型の加工設備と違い、大型の工作機械等の設備は導入している加工業者も限られ、

超大型部品や加工難易度の高いものはタイミングによっては納期が一年後、などという事態も発生してしまいます。

また、1社で全ての加工を対応することができず、ある一部分をA社に、残りをＢ社に依頼するといった事例も多々あります。

そのため加工価格や輸送費が割高になったり、納期が希望に沿わなくなるという事態も発生してしまいます。

さらに、各工程のスケジュール調整などその管理コストも上がってしまいます。

 

大型機械加工部品はこれらの各工程を個々に見積を取得する必要があります。

例えば各工程3社ずつの相見積もりを行うとしたら最低12通取得する必要が出てきます。

加えて機械加工以外の処理（熱処理や表面処理）を行う場合は更に見積を取得しなければなりません。

 

見積を取得し、予算内で収まればよいですが、予算オーバーした場合は各工程で価格交渉を行い予算内に収める必要があります。

しかし、見積を無事に取得し発注してもまだまだ安心はできません。

発注後も納期遅れや加工不良等様々なトラブルが発生し、その処理に翻弄されてしまいます。

発注担当者様にとっては無価値なことに多大な工数をかけなければならず、非常にストレスのかかることですね。

案件の金額が大きくなればなるほど無事に納品されるまで眠れない日々を過ごさなければならないといったこともあります。

 

 

大型機械加工部品の見積での最重要ポイントは材料費！

大型機械加工部品のコストダウンを図るにはどこに注目すればいいのでしょうか？

最重要ポイントは材料費です。一般的に材料費はキロ単価×重量で決定される場合が多いです。

したがって大型になればなるほど材料費のウェイトが大きくなります。

つまり、材料をいかに適正価格で入手するかがコストダウンへの近道です。

もちろん低価格であれば全てＯＫというわけではありません。

低価格でも品質や性能が不足していれば意味がなく、必要十分な品質や性能が求められます。

 

 

大型機械加工部品の見積とコストダウンなたお任せ！

メタナビを運営する深江特殊鋼株式会社は、長年にわたる特殊鋼販売を通じて様々な材料の入手ルートを築き上げてきました。

国内の鉄鋼メーカーはもちろん、複数の海外のメーカーとも提携しています。

これらを駆使することでメタナビではコストや納期、品質を考慮した最適なルートでの材料調達が可能です。

また、現在ご使用中の材料と同等の性質、性能で、より安価な材料への変更や、

部品の機能等から適切な性能の材質に変更するといったVE提案によるコストダウンを図ることも可能です！

 

メタナビではこれらの見積作業や納期管理、トラブル処理を一貫対応しております。

さらにトータル価格、納期をメタナビに提示するだけで、専任スタッフが対応します！

また、見積取得や部品発注に付随する様々な作業や困り事が発生するかと思います。

大型機械加工部品の調達ならばメタナビを運営する深江特殊鋼にお任せ下さい！

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大型機械加工の見積りに関するお困りごと事例

・加工費が予算オーバーなので何とかしたい

メタナビのスタッフは機械加工にも精通しているため、

素材形状や加工内容、加工公差等を検討し、加工形状、公差や加工方法の変更等も含めた総合的なVA提案が可能です。

 

・機械加工部位に削り代を付けた材料手配用図面を別途作成しなければならない

メタナビのスタッフが機械加工図をもとに適切な材料寸法、形状を設定し、材料手配ができるため問題ありません。

 

・設計は3DCADで行っているが、加工業者が2D図面しか対応していないので2Ｄの製図が必要で大変。または、そもそも加工業者がCADに対応していないので、一度PDF等に変換する必要がある

メタナビでは3D、2ＤともCADを導入しており、3Dモデルを頂ければメタナビにて2Ｄ図面作成・加工対応ができます。

 

・大型部品で3次元加工や5軸加工ができる業者が少ない

メタナビでは3DCAMを導入。ＣＡＭにて加工プログラムを作成可能で3次元加工にも対応します。

さらには立型、門型の5軸マシニングセンターを自社工場に導入していますので、5軸加工お受けします。

パートナーネットワークもフル活用することで希望納期と価格で対応することができます。

 

・重量物を輸送したいけど、既存の輸送業者では対応できない

メタナビでは自社で大型トラックを保有しており、10t超の製品も自社便で配送可能です。

また、メタナビでは全国ネットワークを持った輸送業者と業務提携をしており、全国津々浦々短納期で配送可能です。

 

 

大型機械加工の製品事例

・CPCロール

＞＞＞加工品事例の詳細はこちら

 

・熱板

>>>加工品事例の詳細はこちら

 

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