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非鉄金属の加工について(インコネル)

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非鉄金属の加工について(インコネル)

非鉄金属 インコネル

非鉄金属は様々な種類に分けることができます。非鉄金属は、鉄および鉄が主成分である鋼以外のすべての金属を、非鉄金属といいます。 代表例は銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、スズ、ニッケル、マグネシウムになります。今回は非鉄金属の1つである「インコネル」に関して事例含めてご紹介させて頂きます。
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非鉄金属の加工に関して (インコネル)

インコネル(Inconel)は、ニッケルを主体に炭素、鉄、クロム等を添加したニッケル合金です。インコネルは優れた耐熱性、耐腐食性、強度、溶接性などの特性を持ち、高温環境や極端な条件下での使用に適しています。また、インコネルは難削材に分類され、最も切削加工が難しい合金の一つとなります。

インコネルの特徴と加工のポイントは、下記です。

〇耐熱性:インコネルは約700℃の高温環境で長期間使用に耐えることができます。酸化やクリープ(高温下で発生する変形)に対して非常に耐性があります。最終製品の中で高温となる箇所での使用に適した素材です。

〇耐腐食性:インコネルは耐食性に優れており、酸化物や高温の酸性環境、ガスや塩水などの腐食物質に対しても耐性を持ちます。その理由としては、ステンレス鋼同様、クロムなどの働きによって不動態皮膜を表面に形成しているためです。水や酸・アルカリ性の薬品への耐性にも優れ、これらの環境で錆などの腐食が進むことはほとんどありません。

〇難切削性:インコネルは硬く、耐熱性に優れているため、一般的な鋼材よりも難削性が高いです。そのため、切削時の切削刃の摩耗や工具寿命の短縮が起こりやすくなります。また、切削時に高温が発生し、工具と材料の接触部分で熱が集中します。これにより、工具の摩耗や切削加工後の加工表面品質への影響が生じます。

 

 

>>非鉄金属の加工について、加工のポイントを解説!

 

非鉄金属の加工の事例・実績 (インコネル)

①プラント設備のシャフト

こちらはプラント設備に使用されるシャフト部品です。 材質はインコネル、外形φ60、長さ150mmの素材にφ8のガンドリル加工、旋盤での荒加工を実施しました。

インコネルはニッケルにクロム、鉄、炭素等の様々な合金成分を添加した素材です。 耐熱性、耐食性が非常に高く、プラント設備や焼却炉、航空機部品等の高温下な状況でも十分な強度が確保できる素材です。 そのため機械加工性は悪く、高精度加工を実施するためには特別なノウハウが必要となります。

BTA・ガンドリル.COMでは非鉄金属も豊富な加工経験を活かし、問題なく対応しております。ご検討の際は、是非お問合せ頂けますと幸いです。

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非鉄金属の加工に関するよくある質問

Q.片側貫通は可能ですか?

A.基本的には両側貫通にて加工しておりますが孔径と長さによっては、片側貫通可能でございます。 詳細はお問い合わせにてご確認ください。

Q.どこまでの長さが加工可能ですか?

A.自動見積では2000mmまでですが、それ以上もケースによっては加工可能です。 詳しくは、お問い合わせください。

Q.孔径、孔の曲がりの公差はいくつ程度ですか?

A.孔径:±0.2~0.3程度 孔の曲がり:1mにつき1mm程度 ですが、小径の場合は曲がりが大きくなる場合があるため、別途お問い合わせにてご確認ください。

Q.加工面の面粗度はいくつ程度ですか?

A.標準では、Ra=25にて対応しております。

非鉄金属の加工をご検討の際は、メタナビにご相談ください!

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