大型マシニング加工でお困りではありませんか?
- 大型機械加工
大型マシニング加工、5面加工に関してご紹介します。
5面加工とは何か?そのメリットと効果に関して、また5面加工の事例に関してもご紹介いたします。
はじめに
メタナビを運営する深江特殊鋼では5面加工を始めとする大型マシニングセンタを保有しております。
今回ご紹介する5面加工機(門型マシニングセンタ)であれば、最大3,000×6,000mm
大型旋盤であれば、最大15,000mm
BTA加工のあれば、加工穴深さ12,000mm
ガンドリルマシンであれば、加工穴深さ 1,500mm
の加工サイズに対応可能です。
また、鋼材商社としての特徴を活かし、材料手配から対応することが可能であり、近年では加工協力ネットワークを構築し、完成品の納品まで対応しております。大型マシニング加工についてお困りでしたら、是非お問い合わせください。
それでは、今回は5面加工とは何か?基礎知識やメリット及び当社の設備を含めてご紹介をさせて頂きます。
5面加工とは
5面加工とは、テーブルに固定したワークの、テーブルと設置していない5面を加工する方法のことを指します。別名、門型加工とも呼ばれ、これは加工機の見た目が大きな門のように見えることに由来しています。主に造船部品などの大型ワークを加工する際に用いられ、段取りが1回で済むことから、大型加工でありながた高い精度を実現できる加工方法となります。
5面加工と似たもので、5軸加工というものが存在しますが、これはXYZ軸に加え、回転軸と傾斜軸の計5軸で加工する方法です。5面加工と同様に面で表すならば、6面の加工が可能であり、複雑形状の加工も可能です。ただ、比較的小型部品の加工に適したものとなっているため、5面加工ほどの大型部品を加工することはできません。
また、5面加工と5軸加工の特徴を併せ持った門型5軸加工というものも存在します。これは加工可能な面は5つではありますが、主軸ヘッドを縦と横に回転することが可能な加工設備です。これにより、通常の5面加工よりも複雑な形状を加工することが可能です。
5面加工のメリットと効果
5面加工のメリットと効果に関しての内容を以下にまとめております。
- 1チャッキングでの多面加工が可能なため工程集約が出来る。
- 段取り回数が少ないためリードタイムの短縮が可能。
- 大型ワークの側面加工も同時に加工が出来るため工数削減が可能。
- 大型設備の架台やフレームの加工品など品物を度々傾けたり寝かしたりおこしたり出来ない物に最適であること。
大型マシニング加工事例
産業機械設備用 ベースプレート
こちらは、産業機械設備に使用されるベースプレートです。
6F加工・研磨・5面加工によって製作を致しました。
SUS304 大型プレート
こちらは、t23×1,000×1,600の大型プレート加工事例です。
当社が保有する門型5面マシニングセンターで、6面フライス加工(6F加工)をいたしました。
写真の事例では平面度0.05、平行度0.04(測定結果)で仕上げることができました。
また、こちらの加工品は、SUS304ですが、SUS316Lやその他SUS鋼種、型切材でも対応可能です。
5面加工に関する当社所有設備に関して
次は、当社の5面加工に関する所有設備に関してご紹介します。
当社は門型5軸マシニングセンターと他中型1台を保有しております。
メーカーは(オークマ)で、MCR-Aになります。サイズは2200*4000です。
・門型5軸マシニングセンタ
>>バーチャル工場見学「門型マシニング加工機」に関してはこちらから
・立型5軸マシニングセンタ
・門型マシニングセンター MCR AF
大型マシニング加工はメタナビを運営する深江特殊鋼株式会社にお任せください!
「メタナビ」を運営する深江特殊鋼株式会社では、お客様からのお問い合わせを基に大型マシニング加工の駆け込み寺として、お悩み相談・改善提案を行っております。
また当社は材料の手配から加工、研磨、表面処理までの部品製作の一括対応に加え、
試作品の製作・多品種小ロット生産・量産品まで幅広く対応しています。
材料選定・コストダウン・工法変換・軽量化・品質向上・納期短縮でお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。